バイクと塾と合氣道と

趣味8割の雑談2割なブログです

新しい理論の続き 〜横の流れのヒント?〜

昨日に引き続き、こんばんは。アルートです。

記事を書いていない間に色々と進展がありました。
前回の記事を読んでいない方は、まずそちらをどうぞ。

 

alute5408motors.hatenablog.com

 

[注意] この記事では研究段階の理論の話をしています。間違ってる部分なども有るかと思いますが、温かい目で見過ごしてください。また、素人目でも構いませんので、何か気が付いたりしたことがあれば、コメントしてくださると泣いて喜びます。

 

上下の流れ 

そもそも「流れ」とは、前回の記事でも述べていますが、力のベクトルのようなものです。どんな風に動いているのか、ここからどう動くのかといった感じで、相手の力の動き方のことを指します。ただし、グネグネ曲がるようなことはなく、直線的な動きになっています(多分)。

では、上下の流れとはどういうものかというと、重心の位置を指します。高いか低いか。僕のイメージでは鉄球のようなものが、上下に動いているといった感じです。

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こんな感じ 緑色の球が重心

基本的に高い人には技を掛けやすくなります。逆に言えば、技を掛ける側(「取り」と言います)は低くないと、しっかり技を掛けることができません。人が倒れる方向は必ず「下」であり、その方向へ相手を持っていくのだから、より低い位置にある必要があります。

「じゃあ上の流れいらなくね?」ってなりますが、実は相手に技を掛ける前に、一瞬相手を上に吸い上げます。わかりやすく言うと、相手の重心の位置を上に引き上げるという行為を行います。この時に上の流れの意識をしていないと、中々引き上げられません。
しかし、この時に自分の重心を上に上げてしまうと意味がないので、重心の代わりに、意識と呼吸を上にあげます。これに関してはあまり言葉では説明できませんが、イメージとしては「操り人形の釣り糸」に意識を通す感じです。

「重心を下げる」「意識を上にあげる」この2つを意識することで、上下に伸びる自分の流れを作ることができます。

 

 

前後の流れ

次に、前後の流れです。

前後に流れを作るときは、股関節を利用します。「前」の流れは股関節を開き「後ろ」の流れでは股関節を閉じます
「股関節開くとか閉じるとかどうすんねん!」という感じだと思いますが、「開く」ときはお尻をキュッと締める感じに、「閉じる」ときは、内股で歩く感じにします。

ですが実際にはこれだけでは、流れはできません。このときに、自分の中心を相手に対して真っ直ぐ向けます。具体的には、おへそを相手に向けます。これで、前後の流れを作れます。

前後の流れは基本的な相手の流れで、相手が「押している」状況では相手の流れはに向いており、(ほとんど有り得ませんが)「引っ張っている」状況では後ろに向いています。
注意しなければならないのは、このとき自分の流れは相手と逆にしなければならないということです。

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こんな感じに

相手と同じ流れを作ってしまうと、反発してしまいます。そのため逆にする必要があります。ただし、逆にするのは基本的に前足です。
合氣道では、半身の状態で構えます。このとき、前足は相手と逆の流れを作り、後ろ足は同じ流れを作ります。加えて、後ろ足と逆の手、つまり右足が後ろになってるなら左手に、左足が後ろになってるなら右手に、その流れの意識を通します
こうすることで、上下の流れと同じように、前後に伸びる流れを作ることができます。

 

 

左右の流れ

さて、問題は左右の流れです。
結論から言うと、左右の流れなんてものはありません  (゜Д゜)エェ!?

正確に言うと、純粋な左右の流れは無く、前後の流れを流用したものが左右の流れになります。
例えば左半身(左足が前に出ている状態)で構えているときに、前足(左足)で「後ろの流れ」、後ろ足(右足)で「前の流れ」を作ったとします。このときに、前足でそのまま左への流れを作り、後ろ足でそのまま右への流れを作っている……のではないかと考えました。

 

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こんな感じに

ただし、きれいに左右の流れができるのではなく、斜めにそれた流れになっています(多分)。
これに関しては、まだ思いつきなので実証してみなければなりませんが、股関節の状態を考えるとある程度は合っている気がしています。

あとは、先輩が仰っていた「無限遠」の理論も気になるのでそれも併用してみようと思います。

 

とりあえず今日はここまで。検証できたらまた記事を書きます。
それではまた。